2010年度 年頭所感

明けましておめでとうございます。

100年に1度とも言われる大不況に見舞われた2009年は、株式会社ロックオンにとって足下を固める絶好の機会でした。

先行きの不透明感をうけ、組織改革並びにコスト削減を断行し、結果として不況に左右されない筋肉質な組織へと進化することができました。まだまだ小回りのきく50人規模の時期に、こうした厳しい時期を迎えたことは非常に幸運だったと言えます。

昨年に掲げた2つの目標も、順調に推移しております。
「効果測定の次の市場を開拓」につきましては、徐々にSEM自動入札ツールの認知も進み、”アドエビス AutoBid”もその中で順調なバージョンアップを重ね、市場での存在感を高めることができました。「オープンソースビジネスモデルの確立」について も、”EC-CUBE”のリリースから3年経ち、遂に単月での黒字化達成することができました。

2010年は、株式会社ロックオン創業10周年という節目の年であり、2009年10月に掲げた中長期スローガン「ドクソウするための助走」元年にあたります。
以下の目標を掲げ、”Impact On the World”の実現を目指して参ります。

[1] 既存製品の収益拡大
“アドエビス”、”EC-CUBE”といった市場認知度の高い、これらサービスの更なる普及と収益拡大を目指します。

[2]事業間シナジーの追求
弊社ではECに強みを持つ既存製品を有しておりますが、これらを組み合わせる事により、ECに関するワンストップソリューションを提供し、お客様にとってよりよいサービスを提供に努めます。

[3] 組織力のさらなる強化
世界景気の悪化をうけて中断していた中途採用を再開し、更なる体制の強化を行います。弊社内に既に蓄積されている膨大なデータをマイニングする技術と、それ らを活用したコンサルティング営業の2点を重点的な強化ポイントとし、より付加価値の高いサポートが行える体制を整えて参ります。

本年もどうぞよろしくお願い致します。


2019年7月31日以前の記事は、旧商号「株式会社ロックオン」で記載しております。