2012年度 年頭所感
新年、明けましておめでとうございます。
2011年という年を振り返るとき、東日本大震災を抜きに語られることは無いでしょう。
未曾有の大災害に、日本全体が大きく揺れた一年でした。
混乱や自粛が続く中、被災地から遠く離れた大阪に本社を置く私たちは、活発な経済活動の継続こそが自分たちにできる最大の復興支援であると信じ、あの3月11日以降「年内は毎週1回以上のリリースを行う」という目標掲げ、全社一丸となり達成することができました。
また、昨年の年初に掲げた「既存サービス群の進化連携」「海外展開の本格化」についても、大きな進展がありました。
「既存サービス群の進化連携」については、週1回のリリースを通じて、計画的かつ継続的に進化させることができました。製品群の連携については、リリースにこそ至りませんでしたが、大きな一歩を踏み出すことができています。
「海外展開の本格化」については、全く足がかりも無い状況から、不退転の覚悟をもって取り組んだ結果、海外展開の第一歩は、組織の海外対応が必須であるという結論に達しました。
それを受けて、組織の変革を進めた結果、日本国内における人材は大きく強化し、また海外オフショア開発を一歩進めることができました。
本年は、昨年の状況を踏まえて、以下の点を目標として掲げます。
[1] 組織の海外対応
海外展開を行うあたっては、開発力の拡充が不可欠であることを認識しました。ついては本年2月より、ベトナムにオフショア開発拠点を立ち上げます。
海外のネットワークの開拓も同時に行い、海外でも伍していくことのできる一回り大きな組織体制とすることを目指します。
[2] 連携サービスのリリース
「既存サービス群の進化連携」を昨年の目標に掲げたものの、まだ緒に就いたばかりです。
本年は既存製品の連携サービスを確実に世に送り出し、アドテクノロジー業界に大きなイノベーションをもたらしたいと考えています。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。