2014年度 年頭所感
あけましておめでとうございます。
昨年は好調な市況の追い風を受け、国内での組織・サービスの伸長に加え、ベトナムオフショア子会社設立、海外企業への資本参加、海外向けの製品のローンチなど、海外展開を少し前進させること出来ました。
しかし、これらの取り組みを通して、海外展開には桁違いの軍資金、すなわち資本力が必要であることを痛感した一年でもありました。
ビジネスは資本力で勝負が決まる世界ではありません。仲間と共に知恵を絞り一体感を持つことで小さな組織であることが強みになることは日々体感していることでもありますが、海外展開には一定の資本力が欠かせないと感じています。
現在、ITの世界を席巻しているシリコンバレーでは、シリーズAと言われるベンチャーキャピタルからの始めてのファイナンスで5億円程度、シリーズBで 15億円程度、シリーズCで30億円程度調達し、未上場ながら50〜100億円規模の資本力で勝負しています。一方、日本では新興市場に上場してもシリー ズAかB程度というのが現実かと思います。
このような環境でどのようにして海外に挑むか、さまざま人が挑戦していますが、今のところまだロールモデルはありません。
私たちは私たちなりに考え、これまでに育んだ仲間とともに世界で躍動する組織を作りに挑戦しています。そのため、2014年は一回り大きな組織へと成長を遂げる一年としたいと考えています。
皆様、どうぞ本年もご指導賜りますよう宜しくお願い致します。
2014年元旦